キングスバリー ベンネヴィス 1998 17年
独特な要素もありながら、嫌みのない濃いめシェリーでした。
(写真右)
KINGSBARY
BEN NEVIS
Highlands single malt
Aged 17 years
Sherry butt
distilled in 1998
bottled in 2015
57.6% 700ml
ベンネヴィス飲み比べしたときのものです。こちらはスコットランドの老舗ボトラー キングズバリーから、カスクストレングスでのボトリングです。
ベンネヴェス蒸留所についてはこちら。
レビュー
香り…度数を伴った強めのアタック、砂糖醤油、みたらしのようなあまじょっぱさ、、真っ黒なフルーツ、すこしナッティやはちみつ。
味…香りとは一転、度数を感じないまろやかな口当たり。濃厚なシェリー、枝付きレーズン、キャラメル。嫌味や湿った要素はなく、綺麗でコクのあるフィニッシュ。
マスターからは綺麗目シェリーと言われたのですが、すこし個性的な要素もありました。ただ、嫌みな感じはまったくなく、流石キングズバリーという感じですね。
ベンネヴェスは個人的にはバーボン樽のフルーティなボトルの方が好みかなという感じですが、こういうのも悪くはないですね。
飲み比べてみると、同じ蒸留所でも年数や度数、樽の違いによって全然味が違うことがわかるると思うので、ぜひ皆さんもやってみてください。
こういうのは家ではなかなかできないので、バーならではの楽しみ方だと思いました。
それでは。
ウイスキー記事について
お酒飲む用Twitterアカウント「@chinomia_sake」なんか作ったりして色々な方がこのブログを見に来る(といいなぁ)かもしれないので、改めてウイスキー記事について書いていこうと思います。
まず、ウイスキー記事の構成は基本的に
①一言
②写真
③ボトルの詳細情報(英語)
④飲むに至った経緯
⑤蒸留所紹介(このブログに出てくるのが初めての場合のみ)
⑥テイスティングレビュー
⑦締め
という感じでやっています。
これは、いろいろな方のブログを見る中で自分がいいなと思ったところを組み合わせて(パクって)こうなりました。見にくかったり、改善点があればコメントいただけると助かります。
次に、お酒のレビュー記事をあげている方の多くは、「10点中何点」のようにお酒を評価していると思います。ですが、僕は当分するつもりはありません。
理由は、まだまだお酒を飲み始めて日が浅いため、自分には到底判断できないと感じているからです。美味しい/美味しくないだけでなく、将来性やコストパフォーマンスも評価に絡んでくると思っているので、そういうのが判断できるようになってきたなと感じたら、もしかしたら今後やっていくかもしれません。
記事にするウイスキーの選び方についてですが、飲んだボトルをすべて記事にすることはできないため、自分の中で光るものがあったり、逆に奇妙な点があったり、初めて飲む蒸留所だったりと、言ってしまえば書くことがあるものを載せていきます。
また、基本的にバー飲みが多いため、テイスティングコメントはその日の酔い方、場所、グラスなど環境にかなり左右されます。あてにしないでください。
こんなところでしょうか。引き続きボチボチやっていくのでよろしくお願いします。