トマーティン 14年 ポートカスク
新年初記事です、今年もよろしくお願いします
また村田さんのバーに行ってきました
写真撮り忘れたのつらい
ということでアマゾンの写真をドン!
僕のふわふわした要望を伝えたところおすすめされたのがこちら
トマーティン蒸留所とは
スコットランドはハイランド地方の主要都市、インヴァネス。そこから南東に少しいったところにトマーティンという人口500人程度の小さな村があります。ネッシーで有名なネス湖も近くにあります。そこに1897年、トマーティン蒸留所は建てられました。
インヴァネスからのアクセスのよさと、オルタ・ナ・フリス(自由の小川)という、良い水源が村を流れていることが理由だったようです。
トマーティン蒸留所は1970年代にはスコットランド最大級のモルトウイスキー生産量を誇りますが、2000年頃約半数のポットスチルを廃棄。
廃棄された部分は取り壊されずに、ウイスキーの製造工程を学ぶ見学所として残されています。あ~行ってみてえ…
現在の生産量は約2万Lで、量より質って感じですね
トマーティンは2014年から一年かけてパッケージ、ラインナップ、なにからなにまで総リニューアル。これで人気に火がつきました。
トマーティン 14年 ポートカスクとは
産地…スコットランド・ハイランド地方
度数…46度
熟成…14年
樽…バーボン樽・ポート樽
ポートとは、ポルトガルで生産される酒精強化ワイン「ポートワイン」を指します。
確か発酵途中のワインにブランデーつっこむんだったかな…
元々はポルトガルから船で輸出する際、度数高くしてワインの保存性を高めたとかなんとか、この前見た旅番組でやってました。
話がそれました、このウイスキーは13年間バーボン樽に入れられたのち、ポートワインを熟成した樽で一年間熟成されます。
このように、ラスト1,2年を別の樽に移して風味をつけることを「ウッドフィニッシュ」って言います。
レビュー
香り…赤いベリー系の香り・はちみつ。回していくと、だんだんとレーズン、ビターチョコといった、シェリー樽っぽさも出てくる。総じて濃厚で、甘酸っぱい
味……結構みずみずしい。プラムなど桃系の果実とレーズン系の黒い果実の合わせ技。ただそんなに濃くはない。アフターは微量のビターチョコと、これまた微妙にスパイス。
思ってたより果実味が強くておいしかったです。
同じ酒精強化ワインのシェリー樽では感じられない桃系の要素もあり、シェリー樽と共通するレーズン、ビターチョコみたいな要素もあり、比較していくのが面白かった
味がもうちょっとまったり濃かったら個人的にはもっと好みでした、51度くらいまで度数あげても面白いボトルなのかなとも思います