うさぎは寂しくても死なない

備忘録を兼ねたブログ お酒(特にウイスキー)のことについてよく書きます

BB & R グレンエルギン 1995 21年

酒の記事は別ブログでやっていくといったな、あれは嘘だ。

いちいちブログ変えるのがめんどくなりました、めでたしめでたし

Twitterの垢すら使い分けられないやつがブログ使い分けられるわけねえよなあ!?

 

というわけで、いつものバーで飲みました一杯です。

f:id:chinomia1204:20180413114921j:image

 

グレンエルギン蒸留所とは

 スコットランドはスペイ側の西にあるグレンエルギン。ロングモーン、クレイゲラキなど様々な蒸留所が立ち並ぶ幹線道A941に隣接しています。

創業は1900年ですが、受難の時代を経て現在はディアジオ社の系列になっています。

シングルモルト知名度としては高くなく、ブレンデッドウイスキー「ホワイトホース」の核となる原酒ということでよく知られています。

 

BB & Rとは

正式名称ベリーブラザーズ&ラッドらしいです。

初めて聞いたとこだったのですが、ロンドンの老舗酒商で、主にワインを扱っているみたいです。

18世紀、キングジョージ3世の時代から現在まで、ロイヤルファミリーにワインを供給してるとかなんとか。

 

今回のボトル

種類…シングルモルトウイスキー

産地…スコットランド・スペイサイド

度数…53.1°

熟成…21年

樽…バーボン樽(ホグズヘッド)

 

BB & Rが瓶詰めした、グレンエルギンの21年です。

カスクストレングスなので、一つの樽の原酒を混ぜ合わせず、そのまま詰めています。

 

レビュー

色……やや深みのある黄金色

香り…柑橘系を思わせる香りに、麦の甘い香りが重なる。バニラ。総じて優しい香り立ち。

味……フルーティでみずみずしい。桃、リンゴ。オレンジ。21年の割にはスムース。後の方に樽が出てきて、ローストしたナッツのような香りとややシロップっぽい甘さが抜けていく。

 

優しい味わいのおいしいウイスキーでした。なにかが突出してるわけではないけど、だからこそ飲み疲れしない、これぞスペイサイドという印象です。