うさぎは寂しくても死なない

備忘録を兼ねたブログ お酒(特にウイスキー)のことについてよく書きます

白州蒸留所 見学してきた

久しぶりのブログ更新となってしまいました。卒論関係からの旅行やらライブやらでつい後回しにしてしまいました。

そんなわけで(?)2月下旬に白州蒸留所に行ってきました!!!

蒸留所見学は初めてで、非常に興味があったので行けてよかったです。

また、3月中旬には余市蒸留所に行っているので、そことも比較しながら書いていきたいと思います。

 

 

そもそも白州蒸留所とは

白州」というお酒は誰もが聞いたことがあると思います。これを作っている白州蒸留所はサントリー第二の蒸留所です。

山崎蒸留所とは異なるタイプの原酒を生産するため、山崎ができたちょうど50年後である1973年に建てられました。

森の蒸留所」というキャッチコピーの通り、周りを森に囲まれた、南アルプスの麓にある自然豊かな土地柄です。

 

蒸留所へは山梨県小淵沢駅からタクシーで15分ほど。

新宿から鈍行で3時間、特急で2時間ほどで、日帰りでもぎりぎり行ってこれるかなという印象です。

 

白州蒸留所の全体像はこんな感じ。

入り口側に見れる建物が多く、奥の方は謎に包まれています。

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感想

余市蒸留所と比べて一言で書くならば、白州は「工場見学」という感じでした。

全体的に余市よりも近くで設備を見ることができ、肌でウイスキー製造を感じることができました。

 

なんの設備だか書いてないけど恐らくマッシュタン。実際に稼働しているものをここまで近くでみることができる。

 

発酵槽。あたりを漂う甘い麦汁の香りはビール作りを思わせる。

 

熟成庫。実際に原酒が入った樽が貯蔵されており、ウイスキーとオークの香りが非常に華やかに感じられる。ただ香りが強すぎて、アルコールが苦手な人は立ち入るだけで酔っぱらうと思う。

 

見学が終わると、お待ちかね試飲コーナー。

ガイド付き有料ツアーなのもあって(1000円)、試飲も白州の構成原酒に焦点をあてた面白い試み。

①のホワイトオーク原酒が想定以上に美味しかったものの、②のライトピート原酒はピート以外の個性がなく…笑。

ただ、白州の特徴や、ハイボールとの相性を考えるとこのライトピート原酒は必要なのだろうなと白州を飲んで再認識しました。

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そのあとは有料試飲コーナーへ。白州・山崎18年と響21年。すべてハーフ600円という破格の安さ。蒸留所だからこそできることですね。

余市は、この蒸留所だからこそって価格のものが、竹鶴21年以外はあまりめぼしいものがなく、そこは個人的には残念でした。

どれも初めて飲んだのですが、もう旨いこと旨いこと。サントリーの力を改めて感じました。

白州と山崎は25年、響は30年もあったので、次はそちらにもトライしたいですね。

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その後、ショップにてお買い物。しかし!!!

蒸留所限定ボトルが売切れてる…(´;ω;`)

一番悲しかったのがこれです。ショップはややこじんまりとしていて、一つ一つの品数も多くないように見受けられました。

 

総じて、製造工程の見学から試飲までとても良いものでした!

ただビジターセンターといいますか、休憩できる場所やショップが大きくないため、大人数で来ると苦労するかもしれません。

どちらかというとウイスキー通向けという印象です。

また各25年と蒸留所限定ボトル目当てに行きたいと思います。

 

おまけ

甲府に宿をとったのですが、宿の近くにクラフトビール飲めそうなお店があったので行ったらなんと…

アウトサイダーブルーイング醸造所兼直営店でした。

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アウトサイダーはフェスでもぼちぼち見かけて飲んでいたので、まさかここだと思ってなくてビックリしました。

嬉しい誤算で、ご飯もお酒もとても美味しかったです。

 

また2日目は勝沼というワイン作りが盛んな地区で降りてワイナリー巡りをしました。

 

 

見学を申し込んだシャトーメルシャンをはじめ、歩いていける範囲に10件以上のワイナリーがあるため、散歩がてらぶらつくのにはとても良いなと思いました。

2日間お酒まみれの旅行でしたがとても楽しかったです。

余市の感想もほどなく記事にします。

それでは。