うさぎは寂しくても死なない

備忘録を兼ねたブログ お酒(特にウイスキー)のことについてよく書きます

クルーガー・ファミリー・ワインズ パーリーゲイツ・ピノ・ノワール 2018

チャーミングかつ複雑さもあります。

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種類:赤ワイン

国:南アフリカ

地域:ウォーカーベイ

生産者:クルーガー

品種:ピノノワール100%

参考価格:2000円台後半

購入元:アフリカ―さん

 

レビュー

色は淡いルビーレッド。香りはラズベリーなどの赤系の果実。

酸味と果実味がありながら、オークを感じさせる渋みもあり。

口に含むと香り同様、ラズベリー、イチゴといった甘酸っぱくフルーティ。

軽やかで華やか。

ダージリンのような、華やかで軽い渋み。少し森の木のようなウッディネス。

余韻にかけても華やか。

 

生産者情報

購入元のアフリカ―さんのページから抜粋します。

クルーガー・ファミリー・ワインズ ピノ・ノワール 【南アフリカワイン】Kruger Family Wines Pinot Noir

 

クルーガー・ファミリー・ワインズは、ステレンボッシュの親子2代で経営する家族経営のワイナリー「ステルハイス」の息子、ヨハン・クルーガー氏が自身で所有するワイナリーです。

醸造学部の出身でないヨハン氏は、ステレンボッシュに留まらず、カルフォルニアでブドウ栽培とワイン醸造の経験を積み、その感覚を磨いてきました。
ヨハン氏は父親の考えを受け継ぎ、「ワインを造るときは柔軟な発想と自分の感覚に従うようにしている」といい、常に自然に任せたアプローチを大切にしています。

シャルドネの名手として様々な賞を取ってきたヨハン氏が、友人の所有する素晴らしいロケーションの畑に、ピノ・ノワールを植樹し新しい取り組みをしています。
アッパー・へメル・アン・アードバレーという標高450mの山あいに位置し、何億年も前から変わらずにある花崗岩土壌と粘土土壌の畑に2003年、5つの異なるクローンを植樹しました。
畑はそれぞれ果実味を作る東西、酸を作る南北に向いており、これらのブドウを混ぜて造ることにより、より複雑な味わいを造り出しています。

 

手摘み収穫後、20~40%全房で軽くプレスしたものと、優しくプレスしたジュースを混ぜ、5日間ほど冷却してから自然に発酵を待ちます。発酵の進み具合を見て、1日に1,2回ピジャージュをし、20日間スキンコンタクトを施します。浸漬していた果皮をプレスし、古樽にて11か月熟成、軽くフィルターをして瓶詰されます。

 

割と最近のワイナリーのようですが、今後に期待ですね。

 

総評

タンニンはわずかで、酸もおだやかで華やか果実系ですが、奥には複雑さもあり、

ワインを普段飲んでいる方にも飲んでいない方にもおすすめできるかと思いました。

この値段でこれ買えるのは素晴らしいですね、それでは。