グレンファークラス105
マッカランがなくなったので新しいシェリー樽ウイスキー「グレンファークラス 105 1000ml [並行輸入品」を買いました
箱が特徴的ですね
グレンファークラス蒸留所とは
場所:スコットランド・スペイサイド
"ベンリネス山の恩恵を余すところなく享受1836年創業のグレンファークラスは、今では数少なくなった家族経営による蒸留所の一つです。グレンファークラスとは、ゲール語で『緑の草の生い茂る谷間』を意味します。堂々と聳え立つベンリネス山の麓にある蒸留所は、長い年月をかけて浄化された雪解け水がこんこんと湧き出る恵まれた立地の下、オリジナリティ溢れたシングルモルトウイスキーが造られます。"
(グレンファークラスの正式代理店である、ミリオン商事の公式HPから)
グレンファークラス蒸留所は、スペイサイドで一番大きなポットスチル(蒸留器)を使用していることでも有名です
ちなみにウイスキーにグレン○○という名前が多いのは、グレンがゲール語で「谷」を意味しており、まだウイスキーが密造酒だったころ、良質な水があり人目につかない山奥に多くの蒸留所が逃れたことに由来しています
グレンファークラス105とは
種類:シングルモルト
樽:シェリー樽
熟成:ノンエイジ
英国初の女性大統領、マーガレット・サッチャーが愛飲していたとも言われています
105というのは105プルーフを表し、よくわからん計算式によるとアルコール度数60°を表すそうです()
特徴はフルシェリーなのに安いこと!!
僕が買った時は1000ml4000円ほどで、これが40度に薄まっていた場合、700ml2000円くらいの計算になります
昨今のシェリー樽ウイスキー値上がりの情勢を鑑みるとかなりお得です
レビュー
まずはストレートで飲んでみました
色:赤みがかった琥珀色
香り:シェリー樽特有のレーズン、ドライフルーツのような甘酸っぱい香り、後から蜜の香りも追いかけてきます
味:アルコール度数ゆえに口に入れると一気に気化して、口の中に旨味と香りが広がります。熟成年数の若さからくる荒々しさはなく、非常にまろやかでどっしりしています。飲み込んだ後も、わずかなスパイスと甘酸っぱさの余韻が長い間残ります
少量加水すると香りが開きモルティな感じが出ます。アルコールの刺激も落ち着くため、さらに飲みやすくなると思います
ただトワイスアップにすると、木の匂いとえぐい味が出てしまって僕にはきつかったです。
総合的に見て、安い割に飲みやすくてとても満足してます
度数がきついので飲みすぎには注意したいと思います