うさぎは寂しくても死なない

備忘録を兼ねたブログ お酒(特にウイスキー)のことについてよく書きます

バー篠崎行ってきたよ

京成船橋を出てすぐのところにある、バー篠崎に行ってきました。

店内は広めでカウンターのほかにテーブル席もあります。

割とフードも充実しているので、カジュアルなダイニングバーとしての側面と、本格的なオーセンティックバーの側面を持ち合わせているような印象を受けました。

 

~飲んだお酒まとめ~

 

① Impressive cask クライヌリッシュ [1997] 18年 

どのお酒もうまかったんですが、個人的にこれはドストライクなので別記事にまとめます。

 

chinomia1204.hatenablog.com

 

 

② アラン [1996] 20年 limited adition(シェリーパンチョン、カスクストレングス?)

アラン蒸留所は、スコットランド南西部に位置するアラン島で唯一の蒸留所です。

操業が1995年ですので操業最初期の原酒しか使われていないということになります。

ボトルに500本限定って書いてあったことは覚えてるんですが、詳細がよくわかりません(´;ω;`)

 

色はやや深みがかった黄金色であまりシェリー樽っぽくはないです。香りはレーズン、ややビターなコーヒー感もあり。長期熟成らしくアルコールの刺激は穏やかで、味はドライフルーツ、奥のほうに塩っぽさをわずかに感じます。遅れてスパイシーな感触がでてきますがフィニッシュは甘い余韻があります。

蒸留所に吹く潮風の影響なのか、塩を感じるのが興味深かったです。

アランは完全ノーマークだったのですが、とてもおいしかった。

 

③ハイランドパーク 12年 1990年代前半流通

ハイランドパークは、スコットランド北東部に位置するオークニー諸島にある蒸留所です。オークニー諸島には、ここのほかにスキャパという蒸留所もあります。

ウイスキー評論家のマイケル・ジャクソン氏(某King of Popsではないです)が「最もオールラウンダーな食後酒」と評した、古き良きハイランドパークです。

 

色は濃い琥珀色、香りは濃厚なシェリーにドライフルーツ・はちみつの華やかな香りが加わります。含むとハイプルーフと錯覚するほど濃い味、レーズン・はちみつ・砂糖漬けの柑橘系フルーツ。フィニッシュはかすかにスモーキー・塩っぽいビターさが華やかな香りとともにすーっと消えていく。

 

全体的にはちみつっぽさがあるのですが、これがハイランドパークの特徴のひとつである「ヘザーハニーの香り」なんでしょうか…

なんにせよ、このロットのものは絶対に今手に入らない(オークションなどで買えないことはないですが、値段が高すぎる)ので、この機会に飲めたのはとてもよかったです。

 

バーは普段お目にかかれないお酒が置いてあるのがいいですね、破産しないように通いたいと思います