ティーリング 27年 for Three Rivers
これぞトロピカル!
TEELING WHISKY
Irish singlemalt
Aged 27 years
Singlecask
Barreled in Rumcask
Distilled in 1990
53.0% 700ml
アイルランドのダブリンに本社を置くティーリングウイスキーから、日本限定のボトルです。
Bar篠崎さんでいただきました。
ティーリング蒸留所(ティーリングウイスキー社)とは
アイルランドの首都ダブリンに、2012年に設立された独立系瓶詰め業者であるティ―リングウイスキー社。設立したのは、ジョン・ティ―リング氏です。
ジョン・ティ―リング氏といえば、ハーバード大学でアイリッシュウイスキーについて研究した後、アイリッシュウイスキーの復活を志し、今やアイリッシュ四大蒸留所に数えられる「クーリー蒸留所」を設立したことでも有名ですね。
また、ティ―リングウイスキー社は瓶詰めだけでなく、自ら蒸留を行うことも計画されていました。
そうして2015年に、ジョン・ティ―リング氏の息子たちの手によって、ダブリンに満を持して設立されたのがティ―リング蒸留所というわけです。
余談ですが、ティ―リングのシンボルって、何を意味しているかご存知ですか…?
これは、ウイスキーを蒸留するポットスチルと不死鳥を掛け合わせ、「アイリッシュウイスキーの復活」を意味しているんだそうです。
今回のボトルについて
今回のボトルは日本の独立瓶詰め業者兼インポーター(であってるのかな?)であるスリーリバーズさん向けの日本限定ボトルで、シングルカスクの27年熟成となっています。
ここで問題になってくるのは中身は何かということ。
ティ―リング蒸留所は2015年設立なので全然無理ですよね、あとティ―リング氏がいたところでいうとグレートノーザン蒸留所ですがここも2015年操業なので時代が合わない、ということで個人的にはクーリーなのではないかと予測しています。
なにか知っている方いらっしゃいましたら、コメントをいただけるとありがたいです。
※2019/03/19: 追記
中身はブッシュミルズみたいですね。
テイスティング
香り…やや香ばしい麦感から、白ブドウ、桃のジューシーさ、パパイヤ・マンゴーの妖艶なトロピカル感
味…口に含むとジューシーの一言、白ぶどうからはじまり、さまざまな果実が口の中を駆け巡る、アイリッシュだが、ボディは厚めで粘性もある。後半はパッションフルーツ・マンゴーなどのトロピカル感が支配的
トロピカルとしかいえない味でしたが、とても美味しかったです。
ラムカスクのウイスキーを初めて飲んだのですが、とても好印象でした。
ラムカスクといえば、2018年のスプリングバンク 21年が良かったと聞くので、ぜひ飲んでみたいですね。
それではまた。