うさぎは寂しくても死なない

備忘録を兼ねたブログ お酒(特にウイスキー)のことについてよく書きます

アラン 20年 Second Edition & Third Edition

贅沢な飲み比べでした。

 

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ARRAN TRILOGY SECOND EDITION  

Islands single malt

Aged 20 years 

Distilled 1998/02/03

Bottled 2018/04/09

Cask type Sherry hogshead

Cask no 136

50.4% 700ml

ARRAN TRILOGY THIRD EDITION

Islands single malt 

Aged 20 years

Distilled 1998/06/11

Bottled 2018/08/15

Cask type Bourbon barrel

Cask no 716

55.3& 700ml

 

アラン蒸留所の日本へ輸入20周年を記念したボトルです。

第二弾と第三弾を飲み比べさせていただきました。

第一弾は記事にはしていないもののちゃんと飲んでます。アランはお気に入りなので。

 

アラン蒸留所についてはこちらの記事をご覧ください。

 

chinomia1204.hatenablog.com

 

レビュー

SECOND EDITION

香り…上品な香り。雑味のない黒い果実、アプリコット。すこしウッディな感じがあり、ハーブや香木を思わせる。コクのある麦感もあいまって味を期待させる。

味…度数を感じさせないさらっとした口当たり。黒い果実風はなく、熟したリンゴ、アプリコット、パパイヤなど様々なフルーツが優しく包み込む。ドライな感じはなく、スパイスやウッディを伴いながらあたたかくフィニッシュ。

 

THIRD EDITION

香り…華やかな香り。桃、バニラ、黄色いフルーツ。少し置くと香ばしい麦感や、アルコールの刺激とともにオーキーさ。

 

味…甘くジューシー。みずみずしいフルーツミックスの蜂蜜がけ。アップルパイ。後半にかけてハーブを伴いながら度数相当のアタックがある。甘いモルティさや柑橘とともに、ヒリヒリとしたフィニッシュ。

 

アランは酒質がフルーティーで、どんな樽でもめちゃめちゃ美味しかったですね。

どっちが美味しいとかは完全に好みの問題だと思います。

ただ、THIRDの方は度数が高くて、アルコールの刺激が少し出ていたので、個人的にはSECONDの方が好みです。

 

アラン蒸留所は創業23周年を迎え、第二の蒸留所も建設される予定なのでこれからさらに期待できる蒸留所だと思います。

ぜひ飲んでみてください。