アードベッグ グルーヴス・ケルピー
ちょっと時間軸がだいぶ前後してます、これは…6月始めとかかな?
安いんでまたタイムステーション行ってきました。この記事のところです。
飲みたかったこいつが滑り込みで飲めました。
某アードベッグにハマってる人も今度飲んでみてね。
アードベッグ蒸留所について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
今回のボトル
左のグルーヴスが今年行われたアードベッグ・デー限定ボトル、右のケルピーが去年のアードベッグ・デー限定ボトルです。
基本的に僕らは買えないので、アードベッグのイベントに行くか、バーで飲むかしかありません。
例年のアードベッグ・デー限定ボトルは、普段リリースされるものより特徴的なものが多いみたいです。
グルーヴスは強く焦がしたワイン樽を用いており、ケルピーは黒海近辺で潮風をたっぷりあびたオークを用いた樽を用いているそうです。
そもそもアードベッグ・デーとは
スコットランド・ウイスキーの聖地アイラ島では毎年5月下旬から6月頭にかけて「ウイスキーフェスティバル」が開かれます。
この中で、アイラ島の各蒸留所は「オープンデー」と称して日替わりで蒸留所を開放し、イベントだったり無料試飲を行います。
その最後を飾るのが「アードベッグ・デー」ということです。
日本でもイベントがあり、6月2・3日で行われたようです。
レビュー
グルーヴス:強いスモーク臭、スタンダードのアードベッグっぽい濃厚な感じ。バニラっぽい濃厚な香りと七輪みたいな焦げ感、炭。口に含むと粘性があって、塩味と甘さとスモーク感が強烈な主張。だんだんと苦みが強くなり後味は口にはりつくように焦げ感や香ばしさが長く残る。
ケルピー:同じくスモーキーだが、ヨード(海藻)感が強い。香りはそれほど強くなく、甘さというよりは木材のようなオーキーさとスモーク。口に含むとややオイリー、苦みが先行してそこから酒質由来の甘さがでてくる。余韻は塩気を含んだ強烈なピートで印象的。
個人的にはグルーヴスの方がアードベッグらしさがあっておいしかったですね。